お店で買うと高いので、「ふるさと納税」でお米を大量に確保! 大事に保管していたら、未開封なのに虫が!? せっかく手に入ったのに捨てるしかないの?
米の価格が高騰しており、米を買いだめしている人もいるかもしれません。ふるさと納税の返礼品として米を選ぶ人も多いのではないでしょうか。しかし、せっかく米を入手したものの、保管方法を間違えると、未開封であったとしても虫が発生する恐れがあります。   本記事では、米の価格推移を確認しながら、虫が発生しにくくなる保管方法を解説します。

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米の価格推移

米の価格推移は、農林水産省の「米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等」によると、令和7年1月までの令和6年産米の年産平均価格は、60キログラム当たり2万4055円です。出荷業者と卸売業者の取引価格としては1990年以降で過去最高の価格で、前年比57%高となりました。
 
また、令和6年産米の令和7年1月の相対取引価格は全銘柄平均で60キログラム当たり2万5927円で、前年同月比69%高、前月比5%高となっています。米を購入する金銭的な負担が増えています。
 

虫が発生した場合でも米を食べる方法

高価になってしまったお米に、虫が発生したらどうしたらよいでしょうか。健康に害があるのではないかと捨てたくなる人もいるかもしれませんが、虫を取り除けば食べられます。
 

外にシートを敷き、お米を出す

まず、家の外の軒下など風通しと日当たりのよい場所にシートを広げ、米を袋から出しましょう。大きなシートがない場合は、新聞紙でも代用可能です。しばらく米を広げておくと、虫がいなくなります。目に見える虫を発見したら、ピンセットなどを使って虫を取り除きましょう。
 

虫が発生しにくくなる保管方法

そもそも、虫の発生を防ぐには、湿度や温度に着目してみてください。温かく、ジメジメした場所に米を置いておくと、幼虫が成長しやすい環境になってしまいます。湿度が高いところや温かい場所を避けて保管するようにしてください。
 

米を密閉容器に入れる