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ガソリン・軽油、燃料の違いは何?
ガソリンには「レギュラー」と「ハイオク」の2種類があり、ディーゼルエンジン用の「軽油」とは性質が異なるものです。ガソリンの種類はオクタン価によって分けられ、この数値はガソリンのノッキング(異常燃焼)を防ぐ性能を示します。数値が高いほどエンジンがスムーズに動きやすくなります。
一方、ディーゼルエンジンでは燃えやすさを示す指標として「セタン価」が使われます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
【レギュラー(ガソリン)】
オクタン価が約90~91で、最も一般的な燃料です。価格が比較的安価で、多くの普通車がこの燃料を使用するよう設計されています。適切な燃料を使用することで、エンジンの性能を最大限に発揮でき、メンテナンスコストも抑えられます。
【ハイオク(ガソリン)】
オクタン価が95~100と高く、高性能車向けの燃料です。ノッキングを防ぎ、エンジンの性能を引き出しますが、価格が高めです。指定された車両以外で使用すると、性能に影響を与えることもあります。
【軽油】
ディーゼルエンジン専用の燃料で、エネルギー密度が高く燃費が良いのが特徴です。価格が安価で、大型車やトラックに適しています。ガソリン車に誤って入れると故障の原因になるため注意が必要です。