受験後に免許を取ろうとしたら「40万円」近くでビックリ! 親に相談したら「自分の頃は20万円だった。高すぎるからバイトして」とのこと。実際バイト代で免許を取る人はそんなに多いのでしょうか?
大学受験が終わり、「ようやく自由な時間ができた!」と感じている人は多いでしょう。このタイミングで免許を取ろうと考えることもあるでしょうが、いざ教習所の費用を調べると、30万円以上、場合によっては40万円近くかかると知り、驚いた人もいるのではないでしょうか。   親に相談したら、「高すぎるからバイトでなんとかしろ」と言われることもあるかもしれません。実際のところ、免許を取る人はどのように費用を工面しているのでしょうか?   普通免許取得に関するアンケート調査をもとに解説します。あわせて学生のうちに免許を取るメリットや、費用を捻出する方法についても考えていきましょう。

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普通免許の取得費用は高騰! 誰に出してもらう?

ここ数年、普通自動車免許の取得費用は大きく上がっています。2025年2月には、Xで「免許の取得費用が35万円を超える」という投稿が話題となり、多くの人が価格の高さに驚きの声をあげました。
 
実際に筆者が20年前に免許を取得した際は、25万円以下で取得できた記憶があります。Xの声を見てみると、費用が高くなったと感じる人は多いようです。
 
では、この高額な教習費用を誰が負担しているのでしょうか? ソニー損保の「2025年 20歳のカーライフ意識調査」によると、免許取得のための教習所費用を「親にもらった人」(55.2%)と「祖父母にもらった人」(6.1%)を合わせると6割以上となります。親族の援助を受けた人が多数派となるのは事実のようです。
 
一方、「アルバイトして貯めた人」(13.6%)、「お年玉などを貯めた人」(8.5%)など、自力で用意した人も一定数います。「自分で払え」と言われることに驚く人もいるかもしれませんが、実際にはアルバイトをしながら免許を取得している人は少なくないのです。
 

学生のうちに免許を取るメリット