わが家では「ダブル」のトイレットペーパーを使用していますが、減りが早い気がします。「シングル」のほうが節約になりますか?
トイレットペーパーのシングルとダブルのどちらも使用したことのある方の中には、ダブルのほうが減るスピードが早く、ダブルとシングルどちらのほうがコスパがよいのか気になると感じたことがあるという人もいるでしょう。どちらのトイレットペーパーを使うかでかかる費用もそれぞれ異なります。   そこで今回は、トイレットペーパーのシングルとダブルの違い、かかるコストの違いについて解説します。トイレットペーパーの「シングル」と「ダブル」、どちらを使用するかいつもなんとなく選んでいるという方はぜひ最後までお読みください。

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「シングル」と「ダブル」の違い

トイレットペーパーのシングルとダブルの大きな違いとして次の2点があげられます。

●巻かれている紙の枚数
●巻かれている紙の長さ

「2枚重ね」になっているダブルと「1枚」のシングルをトイレットペーパーの長さで比較すると、シングルのほうが長く巻かれていることが一般的です。メーカーや商品により異なりますが、シングル1ロールの長さはダブルの約2倍だそうです。あるメーカーから提供されているシングルとダブルのトイレットペーパーの長さは次の通りになります。

●ダブル:30メートル
●シングル:55メートル

ダブルはふんわりとした使用感が好みの方に向いており、シングルは1回にある程度の長さを使ってしっかりふきたい方に向いています。
 

「シングル」と「ダブル」における1ヶ月の平均使用量の違い

では次に、トイレットペーパーのシングルとダブルで1ヶ月の使用量にどれ程の違いがあるのかを見ていきましょう。
 
一般社団法人日本トイレ協会が男女140人に行ったアンケートによると、1回のトイレで使用するトイレットペーパー(シングル)の平均使用量は表1の通りです。
 
表1

大便 小便
男性 3.15メートル
女性 3.52メートル 1.45メートル