お風呂のお湯は「自動」なら30分以内で沸くけれど、「追い焚き」だと30分以上かかる!「電気・ガス・水道代」を考えると、どっちがお得? 費用を比較
だんだん暖かい日も増えてきましたが、気温が低い日だとお風呂のお湯がすぐに冷めてしまうのではないでしょうか。そのようなとき、「追いだき」と「自動運転」のどちらがお得なのか、気になりますよね。   追いだきをするのと自動運転でため直すのとではどちらがいいのか、使い方や条件によって変わってきます。   追いだきと自動運転のガス代・電気代・水道代を比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。どちらが自分にとって最適になるのか、ぜひ参考にしてください。

▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較

電気代とガス代と水道代の基本情報

まず、電気代とガス代、水道代の計算について確認しましょう。
 

電気代(エコキュート)

<必要な熱量の計算式>
必要な熱量(キロジュール)=お湯の質量(キログラム)×比熱容量(キロジュール/キログラム・℃)×温度変化(℃)
必要な電力量(キロワットアワー)=必要な熱量(キロジュール)÷3600キロジュール/キロワットアワー÷3

 
こちらの計算式を使って必要な熱量と電力量を算出し、そこから電気代を出します。
 

ガス代

使用量単価:175.86円/立方メートル
熱量:1万755キロカロリー/立方メートル
熱効率:自動運転→80% 追い炊き→75%

 
都市ガスやプロパンガスなど種類があり、さらに地域によっても料金が違うため、一概にいくらとは言えませんが、一般的な都市ガスを使う場合は、およそ決まった範囲の料金になります。
 

上下水道代

1リットルあたり3.124円

 
自動運転をする際は水も使うので、水道代も含めて考えます。
 

<お風呂の設定>

浴槽に溜める湯量=200リットル
お湯張りする湯温=40℃
水道水の水温=3月 約16℃(大田区最高水温日平均値) 
浴槽残り湯の水温=3月 約7℃(大田区最低水温日平均値)