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結婚式の開催規模の変化
結婚式の実施内容は年々変化しています。
株式会社リクルートが調査した「ブライダル産業の構造転換に向けた調査・分析 報告書(令和4年)」を基に、近年の結婚式の開催規模について解説します。
結婚のイベント実施状況の変化
まずは、結婚のイベント実施状況の変化を表1にまとめました。
表1
イベント | 2017年 | 2020年 |
---|---|---|
披露宴・披露パーティー | 55.3% | 51.5% |
挙式 | 9.9% | 3.4% |
親族中心の食事会 | 15.5% | 18.7% |
写真撮影 | 4.3% | 6.3% |
その他 | 0.2% | 0.1% |
全くの非実施 | 14.8% | 19.9% |
出典:株式会社リクルート「ブライダル産業の構造転換に向けた調査・分析 報告書(令和4年)」を基に筆者作成
2017年と2020年を比較すると、「披露宴・披露パーティー」の割合が約4%減少しています。また、「挙式」が減少し「親族中心の食事会」が増加しました。「全くの非実施」も増加しています。
披露宴・ウエディングパーティーの招待客数の変化
披露宴・ウエディングパーティーの招待客数にも変化が見られます。
招待客数の全国平均は、2015年で72.5人ですが、年々減少し2020年では66.3人と、約6人減少しています。
背景には、職場の人との付き合い方の変化や、兄弟人数が減っていることなどがあるようです。また、価値観の多様化もあり、ごく身近な親しい人たちと過ごせるイベントを実施したいと考える人も増えています。