「新卒」で「月収21万円」。「手取り額」はどれくらい?
月収21万円の手取り額は税金や社会保険料の控除によって異なるため、実際にどれくらい受け取れるのか気になる人もいるでしょう。   今回は、月収21万円の手取り額と、一人暮らしの生活費の内訳や節約方法を解説します。これから一人暮らしを始める方や、家計管理の見直しを考えている方はぜひ参考にしてください。

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月収21万円の手取りはどれくらい?

一般的に手取り額は月収の75〜85%とされています。この割合を月収21万円に当てはめると、手取り額は15万7500円〜17万8500円と予想されます。
 
ただし、実際の手取り額は、扶養家族の有無や各種保険料の料率変更、住居地域などによって変動する可能性があるため確認が必要です。
 

20代の生活費はいくらくらい?

総務省の2023年「家計調査」によると、単身世帯の月間消費支出は16万7620円となっています。主な内訳として、食費が4万2049円、住居費が2万3799円、光熱・水道費が1万3045円、交通・通信費が2万1654円です。このうち食費は全体の約25%を占めており、支出項目の中で最も大きな割合となっています。
 

一人暮らしでもできる節約方法

一人暮らしで節約する際のポイントは、おもに以下の通りです。
 

・自炊をする
・電力会社やスマートフォンのプランを見直す
・食器はまとめて洗う

 
1つずつ解説していきます。
 

自炊をする

自炊を取り入れることで、外食と比べて食費をおさえられる可能性があります。スーパーの特売情報をチェックして食材をまとめ買いすることで、コストをおさえられる場合もあるでしょう。作り置きを活用すれば調理時間の短縮につながり、光熱費の節約効果を得られる可能性もあります。
 
また、食材の選び方や調理方法を自分で管理できるため、栄養バランスの取れた食事を心がけやすくなるとされています。まずは簡単な料理から始めて、少しずつレパートリーを増やしていくとよいでしょう。
 

電力会社やスマートフォンのプランを見直す