「足し湯」と「追い炊き」、水道光熱費が安いのはどちら?オンにしたままよりスポットで使う方がお得?
お風呂のお湯を温め直す際に、お湯を足す「足し湯」と浴槽のぬるま湯を再加熱する「追い焚き」のどちらが光熱費をおさえられるのか、気になる方もいるでしょう。また、お風呂のスイッチを「自動」にしておく方がお得なのか、スポットで使用した方が節約できるのかも知りたいところです。   この記事では「足し湯」と「追い焚き」にかかる光熱費を比較し、それぞれのコストの違いを詳しく解説します。さらに、お風呂のスイッチを「自動」にしたままの電気代の影響や、光熱費をおさえるための工夫についても紹介します。   この記事を読めば、お風呂の温度を維持する最適な方法が分かるので、ぜひ参考にしてください。

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足し湯にかかる光熱費

始めに、20リットル足し湯した場合にかかる光熱費を見ていきましょう。東京ガスによると、20リットルを足し湯した場合にかかるガス代と水道代は約11.8円となっており、1ヶ月に換算すると約354円となります。
 

足し湯と追い焚きにかかる光熱費をそれぞれ比較

次に、追い焚きした場合にかかる光熱費を確認しましょう。東京ガスによると、40度のお湯を6時間放置して追い焚きした場合にかかるガス代は、約20.6円となっています。1ヶ月に換算すると、約618円です。表1では、足し湯と追い炊きそれぞれにかかる光熱費を比較しました。
 
表1

光熱費 1日当たりの光熱費 1ヶ月当たりの光熱費
足し湯 約11.8円 約354円
追い焚き 約20.6円 約618円
約8.8円 約264円

※筆者作成
 
足し湯と追い焚きでは、追い焚きの方が1日当たり約8.8円、1ヶ月にすると約264円高いことが分かりました。
 

スイッチを自動のままにした場合にかかる光熱費