自炊は費用を抑えられる一方で、調理や片付けに時間がかかり、時間コストがかかるというデメリットがあります。
 
一方、外食は調理時間がない分、時間の節約にはなりますが、その分費用が高くつくことが一般的です。自炊と外食のバランスを考える際には、費用だけでなく時間のコストを考慮することが大切になってきます。
 
時間コストを下げるための工夫として、以下の方法を試してみてください。
 
例えばですが、休日にまとめて料理を作り、冷凍保存することで、仕事がある日の調理時間を短縮できます。また、簡単に調理できる食材やレシピの活用もおすすめです。調理が短時間で済む食材や手間が少ないレシピを選ぶことで、時間を節約できます。
 
また、調理には電子レンジを積極的に使うのもいいでしょう。冷凍して保存していた食品を解凍したり、加熱したりすることができるので、短時間で火を通すこともできるので時間コストが下がります。
 
さらに時間コストを下げたい場合は、食材宅配サービスの利用を検討するのも一案です。これらの工夫により、自炊にかかる時間を減らしつつ、食費の節約も実現できるでしょう。
 

計画的かつ工夫を取り入れて自炊を続けましょう

負担なく自炊を続けるためには、予算を設定して購入するもののリストを作成するなど、計画的に買い物をするのが効果的です。記事で紹介したように工夫を複数取り入れながら、自分の生活スタイルに合った費用と時間のバランスを見つけてください。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 用途分類「食料」「可処分所得」「外食」、世帯区分「単身勤労者世帯」
  
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【関連記事】

  • 夫婦2人の「食費」は平均どのくらいにすべき? 食費の「節約ポイント」も解説
  • 外食を我慢して「1ヶ月自炊生活」を続けたら、食費はいくらくらい節約できる?
  • スーパーで「お米5キロ」が3500円もしてビックリ! これからもずっと“高いまま”ですか? 10キロでこの値段なら分かるのですが、いつ落ち着くのでしょうか…?