初任給を「親へプレゼントを送る」と言っている人が周りに多くいます。初任給で親への感謝を伝える人は多いのでしょうか?
初任給は、社会人としての第一歩を踏み出した証ともいえる大切なお金。その使い道は人それぞれですが、周囲から「親にプレゼントを贈る」という話をよく聞くと、自分もそうすべきなのかと考える人も多いのではないでしょうか。   本記事では、実際にどれくらいの人が初任給で親に贈り物をしているのか、その内容や予算、そして「贈るかどうか」を決める上で参考になる情報をまとめました。気持ちのこもったプレゼントの考え方を一緒に見ていきましょう。

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「初任給で親にプレゼント」は本当に一般的?

社会人になって初めての給料、いわゆる「初任給」をもらったとき、多くの人が思い浮かべるのが「親への感謝を伝えること」です。とはいえ、「周囲がやっているから自分も」と感じる人もいれば、「自分はそこまで余裕がない」と考える人もいます。
 
では実際に、どのくらいの人が親にプレゼントを贈っているのでしょうか?株式会社モデル百貨「初任給の使い道ランキング!親にプレゼントした?何に使ったか1,000人にアンケート調査」によると、初任給で誰かしらにプレゼントをしたのは29.4%で、そのうちの86.7%が親にプレゼントしたと回答しています。
 
つまり、全体で見ると初任給で「親にプレゼントを贈る」人は3人に1人程度。それなりに多いですが、必ずしも全員がやっているというわけではありません。自分の経済状況や気持ちに合わせて考えて良いのです。
 

多くの人が選ぶプレゼントの中身とは?

では、プレゼントを贈る人たちは、どのようなものを選んでいるのでしょうか。
 
人気が高いのは「食事」や「スイーツ」、「ファッション小物」や「お酒」といった、気軽だけれど感謝が伝わるアイテムです。例えば、家族で一緒に食事をしたり、普段は買わないちょっと良いケーキや地元の名産品を贈ったりするケースが多く見られます。
 
なかには、「父親にネクタイ、母親にハンドクリーム」など、実用的な贈り物を選ぶ人もいます。また、感謝の気持ちを言葉にするのが苦手な人でも、手紙を添えることで、より思いが伝わると感じている人も多いようです。
 
高価な品物よりも、「自分の初任給で、初めて親のために選んだ」という事実が、何よりも嬉しいプレゼントになるのかもしれません。
 

プレゼントの予算はどれくらいが平均?