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家電は「3月が安い」といわれる理由
家電量販店にとって3月は、新生活需要が最も高まる繁忙期です。特に学生や新社会人の引っ越しが集中するため、家電をそろえる人が急増します。この時期、店舗側も販売強化を図るため、まとめ買いセールや旧モデルの在庫処分などを積極的に展開します。
さらに3月は、多くの家電量販店の決算期末(年度末)でもあるため、販売台数を伸ばすための値引きが行われやすいのです。つまり、「需要が高く、売る側も値引きに積極的」なタイミングが3月というわけです。
安くなりやすい家電とその傾向
すべての家電が3月に安くなるわけではありませんが、特にお得になりやすいのは以下のようなジャンルです。
1. 白物家電(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど)
新生活に必須の大型家電は、3月の決算セールで値下げされやすいタイミング。ただし、最新モデルが出る時期は家電によって異なるため、必ずしも前年モデルが狙い目とは限りません。
2. 季節家電(エアコン・ヒーターなど)
エアコンは春と秋がオフシーズンのため、需要が落ち着く3月は値引きされやすい傾向があります。ただし、8月〜9月頃からも値段が下がり始めます。逆に夏・冬本番前は値上がりしやすいので注意が必要です。
3. デジタル家電(テレビ・パソコンなど)
家電量販店の決算期ということで、台数限定のセールが行われやすく、特に在庫限りの商品が狙い目になります。