30歳で「年収500万円」の女性。結婚するなら同程度の年収の人がいいけど、友人いわく「1割しかいない」とのこと。これって“高望み”になるの? 割合を確認!
結婚を考える際に、相手の年収を気にする人は少なくないでしょう。特に共働きが一般的になった現代では、男女ともに相手に一定の経済力を求めるのは合理的といえます。   とはいえ、求める年収によっては「高望み」と言われるかもしれません。   本記事では女性が年収500万円の場合、自分と同程度以上の年収の男性を求めることは「高望み」なのか、妥当な結婚相手の年収はいくらくらいなのかなどについて考えていきます。

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年収500万円以上の独身男性の割合

内閣府の「結婚と家族をめぐる基礎データ」によると、30歳前後の独身男性の中で年収500万円以上の割合は約10%とされています。単純計算すると、10人に1人しか該当しません。
 
特に20代後半の独身男性では、年収500万円以上の人の割合は10%未満です。また、多くの場合、地方の年収水準は都市部よりも低いでしょう。
 
そして、高年収の独身男性は婚活市場でも人気が高く、同程度またはそれ以上の年収の女性を希望するケースもあります。よって、単に求める年収が合致するという理由だけで相手を見つけるのは難しい可能性もあるでしょう。
 

婚活市場における年収事情

婚活市場では、男女ともに年収の希望条件を持つことが一般的です。多くの女性が「自分と同程度、もしくはそれ以上の年収の男性」を希望しますが、男性側も同様に相手の条件を考えています。年収500万円以上の男性も、家事や育児への負担を分かち合える共働きを望む人が多いかもしれません。
 
なお、男性の平均年収は年齢とともに上がる傾向があるため、30代前半の独身男性で年収500万円以上の割合は低いですが、40代では20%以上に増加します。そのため、年収にこだわるなら年齢層を広げることも選択肢の1つとなります。
 

「高望み」の基準とは?