商品によっては、暖房面積を選べるタイプのものがあります。そのようなタイプのものは、使っていない箇所の節電が可能です。
 
例えば、カーペットの1/3のみを暖めたとすると、全面使用したときに比べ電気代が約1/3となります。機種によって暖められるパターンは異なるため、生活スタイルに合わせて検討してもよいでしょう。
 

設定温度を下げる

電気カーペットの設定温度を下げるのも、電気代の節約つながる可能性があります。温度を下げることで、カーペットの消費電力量が減少するため、結果として電気代をおさえられることもあるでしょう。
 
また、室温や使用環境に合わせて温度を控えめに設定すれば、無駄なエネルギー消費を防ぎつつ快適さを保てる可能性があります。
 

断熱シートを活用

ホットカーペットを使用する際、断熱シートを敷くことで暖房効率がアップする可能性があります。床に直接ホットカーペットを敷くと、熱が床に逃げてしまう傾向があり、効率的な暖房が難しくなるようです。
 
特に、石やコンクリートなどの冷えやすい床材では、その影響が大きくなるとされています。
 
そのため断熱シートや毛布をカーペットの下に敷けば、熱が下に逃げにくくなる可能性があり、効率的な暖房効果を得られるかもしれません。また、メーカーによってはフローリング用の専用シートも販売されているため、こうしたアイテムを検討するのも1つの方法です。
 

ホットカーペットを10時間使用したときの電気代は約99.2円

今回は、ホットカーペットの電気代や節約方法について解説しました。ホットカーペットは使用時間や設定温度を工夫することで、電気代をおさえられる可能性があります。
 
効率的に暖房を活用するためにも、オフタイマーの利用や断熱シートの活用を検討しましょう。
 

出典