パッと見の印象ではなかなかよさそうなデザインですが、その実力やいかに。実際に履いて寝て、検証してみましょう。

しかも、朝起きたときもちゃんと履いたままで、布団の中で迷子になってしまうことはありませんでした! いくら温かい素材でも、脱げてしまっては意味がありませんから、大事なポイントですよね。
◆「寝るときに靴下」は冷え対策として実はNG!?

良質な睡眠=全身ホカホカのイメージがありますよね。けれど実際には、深部体温は下げることが大事なのだそう。しかし靴下などでつま先まで覆ってしまうと、温かい血液からの熱放散が十分に行えず、深部体温を下げられなくなってしまう……。
そのため、普段から靴下を履いて寝ている人は、もしかすると深部体温が適切に調節されていないかも(!)。「おやすみスイッチ」に限らずとも、指先があいているものを愛用したほうが冷え対策にはよさそうです。
さらに「おやすみスイッチ」をよくよく観察してみると、かかとの中間あたりに「十字」があるのがわかります。これはリラックス効果を促す失眠(しつみん)というツボを温めるための、発熱素材のふくらみのようです。

指先があいているのに、なぜサイズ制限があるのだろう? と思っていましたが、このツボを適切にフィットさせてこそ本領が発揮できるからなのでしょうね。