二郎系ラーメン好きのアラサー女性です。野菜マシマシで注文すれば1日1食で足りるので、食費の節約になりますよね?
圧倒的なボリュームと濃厚な味わいで多くのファンを魅了する「二郎系ラーメン」。近年では、男性だけではなく、女性客も増加しているといいます。   今回は、ボリュームたっぷりの二郎系ラーメン1杯を1日の食事にすれば、食費の節約となるのか、その場合の注意点についてまとめました。

▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?

二郎系ラーメンとは

二郎系ラーメンとは、豚骨をベースにした濃厚なスープが特徴のラーメンです。極太の麺の上に山盛りの野菜と厚切りのチャーシュー、背脂などがトッピングされ、ボリューム感が際立っています。
 
店舗によって異なる、さまざまなトッピングを組み合わせられるのも、二郎系ラーメンの魅力といえるでしょう。
 
また「マシ」とは、二郎系ラーメン特有の呼び方で「増やす」という意味です。「野菜マシマシ」を注文することで、野菜の量を多くできます。
 

1日1食、二郎系ラーメンで済ませると節約になる?

二郎系ラーメンはボリュームが多いため、1日1食でも空腹を感じにくいかもしれません。1日の食事を二郎系ラーメン1杯のみにすれば、ほかの食事にかかる分の費用を削減できる可能性があります。
 
二郎系ラーメンの値段は店舗や地域によって異なりますが、一般的な価格帯は、1杯当たり普通のサイズで900円~1200円前後が中心です。今回は1杯1000円と仮定し、どの程度節約になるのかを計算してみました。
 
総務省統計局の「家計調査 家計収支編」(2024年)のデータによると、34歳以下の単身女性の食費の平均金額は、1ヶ月当たりおよそ4万288円です。1ヶ月を30日とした場合、1日当たりの食費は約1300円になります。
 
仮に週に3回、1日の食事を1000円の二郎系ラーメン1杯にすると、平均に比べて1週間で900円、1ヶ月で3600円、週に2回にすると1週間で600円、1ヶ月では2400円節約できる計算となります。ただし、トッピングなどによりラーメンの価格が高くなれば、平均の食費を超える可能性があるでしょう。
 

二郎系ラーメンだけにした場合の注意点