一定の資産の所有が認められるケースがあるとはいえ、ある程度制限がかかる場合が少なくない、という点を覚えておくといいでしょう。
 
不動産や乗り物、預貯金などについて、結果的に保有が認められないケースがあります。その場合は処分して生活費に充てなければなりません。
 
車の所有が認められなかった場合、行きつけの場所に行くのが困難になったり、ドライブを楽しめなくなったりとデメリットが発生します。
 
生活保護の申請を検討する場合は、メリットとデメリットをてんびんにかけて判断することをおすすめします。
 

生活保護を受けても持ち家やペット・車が認められる可能性はある

持ち家やペット・車があっても、生活保護の受給を認められる可能性があります。生活保護を受けるからといって、無作為に資産が没収されるわけではありません。
 
とはいえ申請者には資産や能力の活用が求められるため、これらの資産が「不要」とみなされれば手放さないといけません。申請時には、生活保護のメリット・デメリットを比較して検討しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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