ディーラーの「タイヤ交換費用」が「5万円」。費用をおさえるために、「セルフで交換」しても問題はない?
ディーラーでタイヤ交換を行うと、5万円程度の費用がかかる場合があるようですが、費用をおさえる方法があるのか気になる方もいるでしょう。   そこで今回は、ディーラーのタイヤ交換費用が高い理由や、セルフ交換で費用をおさえる方法について解説します。

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ディーラーでのタイヤ交換が高くなる理由

ディーラーでタイヤ交換した際に費用が高くなる理由として、以下の3つが挙げられます。
 

・国内の純正タイヤが選ばれやすい
・タイヤの仕入れ値が高い傾向にある
・専門性の高いサービスが提供される

 
ディーラーは、あくまで自動車メーカーの販売代理店となっており、タイヤを製造している会社ではありません。そのため、タイヤを取り扱う仲介業者からタイヤを仕入れる必要があり、中間マージンが発生してどうしても仕入れ値が高くなる傾向にあります。
 
また、純正品のタイヤを使用することが多く、タイヤ専門店やカー用品店のように海外製のタイヤや格安タイヤを選択することは少ないと考えられます。
 
さらに、専門性の高いサービスが提供され、タイヤ交換に関する手厚い保証も期待される傾向があります。そのため、どうしても工賃が高めに設定されることになり、タイヤ交換費用が高くなる原因となっている可能性があります。
 

必要な道具をそろえれば、セルフでタイヤを履き替えられる

タイヤにホイールがついている状態のものを履き替える作業であれば、セルフでも行える可能性があります。この作業を業者に依頼すると3000円〜5000円程度の費用がかかる可能性があります。実際にタイヤの履き替えをセルフで行う場合は、以下の道具が必要です。
 

・ジャッキ:車を持ち上げる
・トルクレンチ:ナットやボルトの締め具合の強度を調べられる
・輪止め:車が動き出さないようにタイヤを固定する