子どもが4人いて「専業主婦」のママ友が羨ましい!子どもが4人いる世帯の年収ってどのくらい?
子どもがいると何かとお金がかかるものです。子どもが多ければそれだけ出費は増えますが、中には子どもが4人いるのに専業主婦をしているママ友もいるかもしれません。その場合に配偶者の年収はどれくらいなのか気になるでしょう。   そこで今回は、子どもが4人いる家庭の平均支出から、片働きの配偶者の年収を予想してみました。子ども一人あたりの教育費もご紹介しますので、参考にしてください。

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子どもが4人いるママ友は専業主婦! 配偶者の稼ぎはどれくらい?

総務省統計局の「家計調査/家計収支編(2023年)」を基に、6人以上の世帯のうち勤労世帯(うち世帯主が60歳未満)の支出をまとめると、以下の通りです。

・実支出:44万6746円
 
・消費支出:34万4404円

同調査から6人以上の家庭では、年間で536万952円(消費支出:413万2848円)の支出があることが分かります。家族構成の詳細は不明で、子どもが4人いる家庭であるとは限りませんが、生活費の目安にできるでしょう。
 
収入に関しては、勤め先収入が55万3895円となっていて、ママ友が専業主婦であれば配偶者はこれだけの金額を一人で稼いでいることが考えられます。勤め先収入を年収に換算すると664万6740円です。
 
生活レベルは各家庭によって異なり、子どもが通う学校が公立か私立か、大学進学の有無などによっても、必要な収入は異なるでしょう。子どもを私立学校に通わせている場合は、年収がさらに高い可能性もあります。
 

4人の子どもの教育費を予想

子育て世代にとって、子どもの教育費は家計に大きな負担となる出費の一つです。文部科学省が公表している「令和5年度子供の学習費調査の結果を公表します」によると、各種学校の1年間にかかる学習費総額は表1の通りです。
 
表1

学校 公立 私立
幼稚園 18万4646円 34万7338円
小学校 33万6265円 182万8112円
中学校 54万2475円 156万359円
高等学校 59万7752円 103万283円