
洋服の購入頻度の平均はどのくらい?
株式会社しんげんが2024年に実施した「洋服代」に関するアンケート調査によると、自分用の洋服の購入頻度として最も多かったものは「2~3ヶ月に1回程度」の37%となっていました。次いで「3~4ヶ月に1回程度」「4~6ヶ月に1回程度」「1ヶ月に1回程以上」という順で多くなっています。
「2~3ヶ月に1回の頻度」と答えた人の理由としては、「季節の変わり目に購入する」という人もいるようです。セールがおこなわれるタイミングや、シーズンが過ぎて値下げしたタイミングで買いに行くと、ちょうど2~3ヶ月に1回の頻度になるのかもしれません。また、「普段着ている服が古くなったり汚れたりしたときに購入する」という人もいます。
さらに、購入頻度が低い人の中には「1シーズンに1着でいいと考えている」「洋服を捨てたときに新しいものを購入する」「ボロボロにならない限り購入しない」などと回答している人もいるようです。
今回の事例では「年に5着程度しか洋服を購入しない」ということなので、毎回1着ずつ購入しているとすれば、2~3ヶ月に1回のペースになるでしょう。「1年に1回程度しか買わない」「数年間買っていない」と答えている人もいることを考えると、極端に少ない方ではないのかもしれません。
洋服にかける費用の平均は?
洋服の買い替え頻度は、洋服にかけられる費用によっても変わってくるでしょう。同調査によると、1ヶ月当たりに自分用に使える洋服代は「5000円以下」と答えた人が最も多く、全体の43.5%を占めています。次に多いのは「5000円~1万円」となっており、それより多い人の割合は10%以下です。
また、総務省が実施している「家計調査 家計収支編(2024年)」によると、単身世帯における1ヶ月の消費支出のうち「被服及び履物費」の平均は4881円ということです。
そのうち「シャツ・セーター類」は1067円、「下着類」は310円というようにいくつかの項目に分かれているので一概にはいえないかもしれませんが、アンケート調査でも1ヶ月当たりの洋服代は「5000円以下」が多いので、妥当な金額と考えていいでしょう。