床暖房をエアコンと併用すると電気代が高くなることが心配な場合は、床暖房を効率的に使用して電気代をおさえる方法を実践してみるとよいでしょう。
 
まず、床暖房は電源を入れてから部屋が暖まるまでの間に最も電力を消費するため、電源のオン・オフの回数をなるべく減らすことをおすすめします。設定温度と室温の差が大きいと部屋が暖まるまで時間がかかるため、エアコンや電気ヒーターなどほかの暖房器具と併用するのもよいでしょう。
 
また、床暖房は電源を切ってもすぐ冷めることはないため、電源を切るのは就寝や外出の30分前にするなどの方法もおすすめです。
 

冬の電気代を節約するための対策

冬はさまざまな暖房器具を使用することがあるため、電気代が高くなりがちです。少しでも節約につなげられるよう、以下のような対策をおこなうことを検討してみるとよいでしょう。

●暖房の設定温度を下げる
●ドアや窓の開閉を少なくして暖かい空気が逃げないようにする
●扇風機やサーキュレーターを使って部屋の空気を循環させる
●部屋の広さや目的に合った暖房器具を使用する

暖房器具の使い方や部屋の環境を見直すだけで、電気代を節約できる可能性があります。無理なく始められることから実践してみましょう。
 

床暖房とエアコンを6時間併用すると300円以上の電気代がかかる場合もある

床暖房は足元から暖めてくれる優れた暖房器具のひとつですが、エアコンと併用することを考えると電気代がどのくらいかかるのか不安になる人もいるでしょう。
 
電気式床暖房を例に挙げて計算したところ、エアコンと6時間併用することで300円以上の電気代がかかる場合もあるようです。1ヶ月に換算すると1万円以上かかる計算なので、少しでも電気代を節約するために、床暖房の効率的な利用方法をチェックしておくことをおすすめします。
 
また、高くなりがちな冬の電気代をおさえるためのさまざまな対策も検討してみるとよいでしょう。
 

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