32歳で手取り「28万円」。子ども2人の教育費を考えると貯金したいけれど「年間50万円」が限界です。これって少ない方でしょうか?
子どもが2人いると、教育費を準備するために計画的に貯金する必要があるでしょう。しかし生活費やそのほかの支出を考えると、上手に貯金できているか心配になるかもしれません。例えば32歳で手取り28万円の人が年間50万円の貯金をしている場合、周りと比較して少ない方なのでしょうか。   そこで今回は、手取り28万円の毎月の平均貯金額を調べてみました。30代で二人以上世帯の平均貯蓄額や、子ども2人の教育費を計画的に貯めるポイントもご紹介しますので、参考にしてください。

▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?

年間50万円の貯金は多い? 少ない?

株式会社LENDEXが20代・30代の男女を対象に実施した「毎月の貯金額と現在の貯蓄額」に関する調査を基に、手取り20万円以上30万円未満の毎月の貯蓄額を割合の大きい順にまとめると以下の通りです。

・2万円以上3万円未満:16.94%
 
・3万円以上4万円未満:15.85%
 
・1万円以上2万円未満:15.30%
 
・4万円以上5万円未満:14.21%

手取り20万円以上30万円未満の人の毎月の貯金額は2万円以上3万円未満が最も多く、年間にすると24万~36万円ほどであることが分かります。手取り28万円で年間50万円の貯金ができているなら、同じ環境にある人の中では多い方だといえるでしょう。
 

30代で二人以上世帯の平均貯蓄額

株式会社LENDEXの調査では、手取り20万円以上30万円未満の人の現在の貯蓄額を割合の大きい順にまとめると以下の通りです。

・50万円以上100万円未満:15.30%
 
・300万円以上500万円未満:12.57%
 
・1000万円以上:12.02%
 
・10万円以上30万円未満:10.38%