
▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
洗濯物を乾かすのに浴室暖房乾燥機を利用した場合
洗濯物を乾かすのに、浴室暖房乾燥機(乾燥時の使用電力1130ワット)を利用した場合の電気代を計算します。
浴室暖房乾燥機の乾燥モードで1時間稼働した場合の電気代は、電力量(キロワットアワー)×電気料金単価(円/キロワットアワー)に当てはめると、電力量(1.13)×電気料金単価(31円)=約36円です。3時間利用した場合、約36円×3時間=約108円になります。
洗濯物を乾かすのに暖房器具を利用した場合
エアコン(暖房時の使用電力525ワット)を利用した場合の電気代を見ていきましょう。
エアコンの暖房を利用した場合、電力量(キロワットアワー)×電気料金単価(円/キロワットアワー)に当てはめると、電力量(0.525)×電気料金単価(31円)であり、1時間で約17円かかります。3時間稼働した場合の価格は、約17円×3時間で約51円です。
時間帯によって浴室暖房乾燥機と暖房器具を使い分ける
洗濯物を乾かすのに浴室暖房乾燥機とエアコンの暖房の電気代を比較すると、エアコンの暖房の電気代のほうが安い計算になります。それぞれ3時間ずつ稼働させた場合、浴室暖房乾燥機の半分の電気代でエアコンを稼働させることが可能です。
しかし、エアコンの暖房のほうが安いからといって、洗濯物を乾かすために夜にエアコンの暖房と浴室のカビ予防に浴室暖房乾燥機の両方を稼働させるとどちらの費用もかかってきます。洗濯物を乾かす時間帯によって使い分けを検討してみてください。
例えば、寝る前にエアコンの暖房を消す人もいるでしょう。入浴後に浴室暖房乾燥機を利用する場合、洗濯物を浴室内に干すと、エアコンの暖房を使用せずに済みます。
朝に洗濯物を干す場合、部屋を暖めるためにエアコンの暖房を利用するときは、物干しざおを利用してエアコンの前に干すのが良いでしょう。