ゴールド免許からブルー免許に変わると、自動車保険料に影響が出ます。多くの保険会社では、ゴールド免許所持者に対して保険料の割引を適用しているためです。
 
具体的な保険料の上昇額は、保険会社や契約内容によって異なりますが、一般的に以下のような変化が予想されます。

● ゴールド免許割引:約10〜20%程度の割引が適用されなくなる
● 年間保険料の上昇:数千円〜1万円程度

例えば、年間保険料が10万円の場合、ゴールド免許割引が15%だとすると、ブルー免許になることで保険料が年間で1万5千円も上昇します。
 
ただし、保険料は他の要因(年齢、車種、走行距離など)にも影響されるため、実際の上昇額は個々の状況によって変わります。また、違反歴があると保険料が高くなる可能性もあるので注意が必要です。
 

まとめ

軽微な違反であっても、ゴールド免許の失効や保険料の上昇といった影響があることを知っておくことは重要です。違反点数1点が、結果的に数万円の負担増につながることもあるため、交通ルールの遵守は経済的な面でも重要な意味を持ちます。
 
特に、家族を乗せる際は、運転者が率先してルールを守り、全員がシートベルトを着用しているか確認するようにしましょう。
 

出典

チューリッヒ保険会社 シートベルトは後部座席も着用義務あり?違反の点数や罰金は?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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