人生は意識を向けた方向に展開する
深い瞑想状態で、創造の源である無限なる宇宙に意識を合わせると、不思議な感覚になります。
そこには何もありません。「無」なんです。何もないのに、そこからすべてが生み出されていることもわかります。
だから、たとえ三次元上で何らかのカタチを持っていたとしても、所詮は「無」から生まれた幻想なんだと気づきます。
じゃあ「無」からどうやってカタチという幻想が生まれるのか……。
ちょっと話が形而上学的になってきて、頭で理解しようとすると混乱するので、字面をただ追って読んでくださいね。
そうすると言語的理解ではなく、この文章の持つ周波数で理解できるようになります。
魂は周波数で放送していて、私たちには、その周波数が何を伝えようとしているのかを把握する中枢を持っているという話を覚えていますか?
ちゃんとその力が備わっていますから、頭で理解するのをやめて、字面だけ追うようにすると、その中枢にスイッチが入りますよ。早速試してみてください。
話を戻しますね。「無」からなぜカタチという幻想が生まれるのか。
意識の発する周波数が無に作用すると、創造の波紋が広がり、そこに「カタチ」という幻想の原型ができ、それが三次元に入ると、あたかもカタチを持っているかのように見えるんです。
波のない池に石を投げると波紋が広がりますよね。
確かに波紋は目に見えている。でも波紋だけ取り出すことはできませんよね。
波紋という現象は起こっているけれど、水以外のものに変わったわけではない。
私たちが意識を向けると、無という波のない池に石を投げたのと同じようにそこに波紋が広がる。たとえどんな波紋が広がろうと、池が水以外のものに変わったわけではありませんよね。
でも確かに波紋は目に見えるし、そこにあるように見える。
三次元上で起こっていることもそれと同じようなことなんですよ。
私たちにはとてもリアルに感じられるし、カタチが存在しているように見えますが、本質的にはカタチなんてない幻想なんです。
つまり、どんなに深刻に思えることも、所詮は幻想なんですよ。
もっと別な言い方をすると、映画を見ているのと同じ。
映画を夢中で見ているときは、それがスクリーンに映し出された光と影だとは思いませんよね。
もしも仮に映画のストーリーを変えようと思ったら、スクリーンに突進しても、何も変わりません。ストーリーを変えたいなら、フィルムチェンジをするしかない。
私たちはこのスクリーンに突進していくようなことをやっているわけです。
人を変えようとしても変わらない、自分を変えようとしてもなかなか変わらないのは、フィルム、つまり自分の意識の向きが変わっていないからなんです。
意識を変えれば、違うストーリーが展開する。
だから、意識の向きに意識的になることがとても大事です。
【POINT】
自分がどういう意識でいるか気づけば、自分の周波数を変えることができる。意識を変えれば、現実も変わる。
大木ゆきの(おおき・ゆきの)
宇宙におまかせナビゲーター。小学校教師、コピーライター、国家的指導者育成機関の広報を経てスピリチュアルの世界で仕事を始め、ワークショップや連続コースを全国で開催。募集開始とともに応募が殺到し、各地で満席状態に。ブログで情報発信を始めたところ読者が急増し、アメーバブログ2部門で1位となる。現在は執筆が中心となっているが、魂の赴くまま、不定期でワークショップも開催している。
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