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燃費と重量税の差額を計算し元を取れる年数を計算
ハイブリッド車は本体価格が高いものの、燃費が良いだけでなく、さらに税金の優遇もあります。
燃費と税金の差を比較しながら、年間1万5000キロメートル走行した場合、何年で元を取れるか計算してみましょう(ガソリン価格はリッター170円で計算/本体価格や税金などは2024年11月時点の情報)。
アルファード Zの場合
まずはガソリン車のアルファード Z(本体価格540万円)とアルファードHYBRID Z(本体価格620万円)を比較します。
本体価格の差は80万円です。しかし、アルファード Zは自動車重量税(6万1500円)と自動車税環境性能割(13万2500円)の19万4000円がかかるのに対して、エコカー減税の対象となるアルファードHYBRID Zではかかりません。税金の差を考慮すると、差額は約60万円に縮まります。
カタログ燃費(WLTCモード)を見ていくと、アルファード Zはリッター10.6キロメートル、アルファードHYBRID Zはリッター17.7キロメートルです。以下の式を使って1年間のガソリン代を計算します。
1年間のガソリン代=年間走行距離÷燃費×ガソリン単価
1年間のガソリン代は、アルファード Zが約24万600円、アルファードHYBRID Zが約14万4000円です。差額は9万6400円となり、6年または7年で元が取れる計算です。
なお、車検時に支払う自動車重量税はアルファードHYBRID Zのほうが1万6000円ほど安いため、元が取れる時期がさらに早くなるかもしれません。