トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した群馬の観光スポットをご紹介します!

はじめに

この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。

なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら群馬県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。

1.ロックハート城

写真:PIXTA

10万㎡の敷地内に、石造りの教会やショップ、レストランがあり、中世の街並を再現。2010年放送日本テレビ系『ヤマトナデシコ七変化』やAKB48「Waiting room」のPVをはじめ、様々な撮影のロケ地としても利用されています。

一番の見どころはやはり、復元されたロックハート城。1829年にウィリアム・ロックハート伯爵がイギリスに建てた城で、1987年に俳優の津川雅彦さんが購入しました。城は解体され日本に運ばれ、1988年12月に日本に到着。その後紆余曲折を経て、1993年4月6日、群馬県高山村に復元されました。

ロックハート城でおすすめなのが、プリンセス体験。約500種以上のドレスから好きなものを選び、記念撮影をすることができます。子どもサイズのドレスもたくさんあり、男の子用にタキシードの用意もあるので、性別問わず楽しめるのがポイントです。

2.光泉寺

写真:PIXTA

湯畑を一望する高台に建つ「光泉寺」は、パワースポットとしても有名。草津を開湯したといわれる高僧・行基菩薩に由来するお寺で、日本三大温泉薬師のひとつです。ここには300年を経て世に出た仏様「遅咲き如来」がまつられていて、「これからもう一花咲かせたい」と思う人に御利益があるそう。

光泉寺を幻想的に彩る人気のキャンドルイベント”夢の灯り”の開催日程については、観光情報サイトなどでチェックしてみてくださいね。

3.四万温泉

写真:PIXTA

「四万(よんまん)の病を癒す霊泉」という伝説に名前が由来すると言われている「四万(しま)温泉」。そんな四万温泉の温泉水は、「飲めば胃腸、入浴すれば肌によい」と言われています。胃腸のほかに肝臓などにも効くと言われ、四万温泉街にも飲泉所があります。ただし腎臓に疾患のある方は、塩化物泉ですので飲まないで下さい。

温泉周辺には、コバルトブルーに染まる四万川や、四万湖などがあります。春には桜、秋には紅葉、夏場はカヌーなどのアクティビティも体験でき、四季を通じて楽しむことができる場所です。アクセスも便利で、都内からの直行バスもあります。

4.奥四万湖

写真:PIXTA

四万湖からさらに車で15分ほど進み四万温泉を通り過ぎると、その先に、四万湖よりもさらに大きな奥四万湖があります。四万川ダムを構成しているダム湖で、コバルトブルーとは一言で言い表せないような美しい青が広がります。日や時間によって深い青、明るい青など、様々な青へと表情を変えます。

奥四万湖には、吉永小百合さんが出演した「大人の休日クラブ」のCMが撮影された展望台があります。もちろん、写真撮影もできますよ。展望台からは、息をのむほど美しい光景が広がります。

5.白旗の湯

写真:PIXTA

草津温泉には無料で利用できる共同浴場が多くありますが、その中で観光客が利用できる、最大規模の浴場。湯畑の目の前にあることから観光客が多く利用します。近くで湧出する白旗源泉を引いており、白濁したお湯が特徴的。ぬる湯とあつ湯があり、あつ湯は温度が45℃ほどと熱々です。

6.頼朝

出典:tripnote.jp

湯畑に面した場所にある「頼朝」はお漬物を販売するお店ですが、有名なのが”温泉たまご”です。1個から購入でき、カップに温泉たまごとだし汁、スプーンがセットになっています。弾力があり濃厚な温泉たまごを、草津温泉のシンボル「湯畑」を見ながらいただけば、温泉旅の気分をより一層味わえますね。温泉たまごは、お土産用に10個入りも販売しています。

7.四万温泉 落合通り

写真:PIXTA

新湯横丁広場のある交差点から落合橋までの短い通り。昭和の趣を感じさせるレトロなお店が約10軒ほど並んでおり、フォトジェニックと話題を呼んでいます。行列のできる人気のうなぎ店やラーメン店、蕎麦店などもあるので、食事がてら立ち寄ってみるのもおすすめです。

8.河鹿橋

写真:PIXTA

紅葉スポットとして名高い、伊香保温泉にある橋。朱色の太鼓橋と紅葉の景色は絶景で、夜にはライトアップも行われます。付近には、鮎の塩焼き(¥500)などが頂ける趣のあるお茶屋もあります。

9.谷川岳

写真:PIXTA

群馬県と新潟県の境に跨る標高1,977mの山・谷川岳。標高1,319mの天神平まではロープウェイ、そこからさらに標高1,502mの天神峠まではリフトが結んでおり、天神峠からは約2時間半ほどの登山で山頂に登頂できます。

特に秋は色とりどりの紅葉で山が美しく彩られ、登山客に限らず景色を楽しむ目的で観光客が多数訪れる紅葉名所です。

10.土合駅

写真:PIXTA

どこか海外の地下鉄のような雰囲気を醸し出すJR上越線・土合駅は、「日本一のモグラ駅」と言われるほど、深ーい地下にホームがあります。駅舎は地上にあり三角屋根が印象的。

そして上り線のホームも地上にありますが、下り線のホームはそこから約10分、地下約70mの場所。エレベーターやエスカレーターはなく486段の階段をひたすら降りた、新清水トンネルの中にホームがあります。これだけ長い階段なので途中にはベンチが置かれているほど。通常は無人駅で、電車が停まるのは一日に5本(上下あわせて10本)ほどです。

また2020年8月には、土合駅改札のすぐ隣にある駅舎跡に「モグラ」というカフェが誕生しました。