ここからは、少しでも子どものスマートフォン料金を安くするためにできる節約術を紹介していきます。利用環境を見直すだけで、月額1000円以上節約できるかもしれません。
格安SIMを使う
格安SIMを利用すると、月額のプラン料金を大幅に抑えられる可能性があります。格安SIMが人気の「LINEMO」のプランを表2にまとめました。
表2
3GB/月 | 990円/月 |
10GB/月 | 2090円/月 |
※ソフトバンク株式会社「料金プラン」を基に筆者作成
先述のとおり、子どものデータ容量は多くの場合1GB〜3GB程度とされているようなので、月額990円で利用できる可能性があります。
Wi-Fiを活用する
Wi-Fi環境では、契約通信容量を使用せずにスマートフォンが利用できるため、自宅ではWi-Fiを活用するようにするとよいでしょう。
通信環境などの事情でWi-Fi接続が切れてしまうと、自動的にモバイルデータ通信に切り替わってしまうため、子どもにも日頃から画面のWi-Fiマークを確認するように伝えておきましょう。
無料通話アプリを利用する
キャリアによって金額が異なる可能性はありますが、一般的なスマートフォンの通話料金は、30秒で約20円とされているようです。10分通話すると約400円と考えると、子どもにとっては大きな額となる可能性があります。
LINEをはじめとした無料通話アプリを利用すると、かけ放題プランに加入しなくても通話ができるため、家族間でも利用を検討してみるとよいでしょう。
子どものスマホ利用は使用環境で異なる
子どものスマートフォン利用料金の平均額は3000円ですが、キャリアや使用環境によって大きな差が生まれる可能性があることが分かりました。
再度子どもの利用環境を確認することで、無駄な出費を抑えられる場合もあるでしょう。この記事を参考に、家族であらためて話し合ってみてください。