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長い間口座を使用していないと手数料が発生する?
長期間にわたって入金や振り込み・払い戻しなどをしていない「未利用口座」を持っている場合、手数料を払わなければならなくなる可能性があります。
例えばある銀行では、2年以上にわたって一度も入金・振り込み・払い戻しなどの取引がない預金口座を「未利用口座」として取り扱い、手数料が発生する旨をメールで通知しています。
通知後一定期間(約3ヶ月)が経過しても取引がない場合は、年間1100円(税込み)の管理手数料が未利用口座から引き落とされる可能性があります。
また、別の銀行では手数料は年間1320円(税込み)で、手数料発生の案内は文書で行っています。このように、通知の方法や手数料の金額などは銀行によって異なるため、思い当たる口座を持っている場合は、各銀行のホームページなどで確認しておくとよいでしょう。
銀行から通知が来た場合の対処法
銀行からメールや文書などで「未利用口座の手数料が発生する」という旨の通知がきた場合、どのように対処すべきか迷われる人もいるでしょう。今回の事例では「放置しても問題ないのか?」ということですが、放置した場合は最終的に口座が解約されることもあるようです。
放置した場合の口座解約までの流れとしては、口座残高が手数料の金額未満となった時点で、その残高が手数料の一部に充てられたうえで解約となる銀行もあります。この場合、手数料を後から返却してもらったり、解約された口座を再利用したりすることはできないようなので注意が必要です。
手数料が引かれることを避けたいのであれば、通知が届いてから決められた期間までの間に入金や振り込み・払い戻しなどの取引をおこなうか、今後利用する予定がないのであれば解約する必要があります。