学資保険を途中で解約した場合、元本割れを起こす恐れがあります。
 
元本割れとは、過去に支払った保険料の合計額よりも、実際に受け取れる金額が少なくなる状態のことです。特に、契約してから短期間で解約すればするほど、元本割れするケースが多くみられます。解約返戻金を受け取れる場合もありますが、ほとんどのケースにおいて支払った保険料より受取金額が少なくなるようです。
 
契約する際は、保険料を払い込む期間中に保険料を確実に払い続けられるかどうかを慎重に見極めましょう。
 

学資保険の必要性が高い人の特徴

学資保険への加入をおすすめする人の特徴として、「貯金が苦手な人」「教育資金が必要となるまでにある程度期間がある人」、そして「親に万が一のことがあった場合に備えたい人」などが挙げられます。
 
計画的にお金を貯めるのが苦手な人でも、毎月自動的に保険料が払い込まれるため、着実に教育資金を積み立てられる可能性があります。
 
また、学資保険は加入してから保険金を受け取るまでの期間が長ければ長いほど、高い貯蓄効果が得られるといわれているようです。そのため、小さなお子さんをお持ちの人は、学資保険へ加入することで、メリットを受け取れる可能性があるといえるでしょう。
 
また、万が一のことがあった場合に安心の保障を受けたいと考える人にもおすすめだと考えられます。
 

家庭の状況に応じて学資保険に加入すべきかを判断しよう

学資保険は、教育資金を着実に準備できるとされている一方、元本割れを起こすリスクもあります。しかし、貯金が苦手な人や親の万が一に備えたい人、小さなお子さんのいる人は、加入することでメリットを得られる可能性があります。
 
複数の学資保険を比較しながら、ご自身に最適な商品を検討してください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー