「ふるさと納税の返礼品で旅行した」という友人がいました。“物”以外にも返礼品があるのでしょうか?
応援したい自治体に寄付ができ、返礼品としてその土地の名産品などがもらえる「ふるさと納税」。税金の控除・還付も受けられる税制優遇制度の一つとして活用している方もいるでしょう。ふるさと納税の返礼品はさまざまで、中には「ふるさと納税で旅行している」という人もいるようです。   一方でふるさと納税の仕組みが分からず、まだ利用したことのない人もいるでしょう。   そこで今回は、ふるさと納税の概要やふるさと納税で旅行を楽しむ方法について調べてみました。

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返礼品で旅行もできる! ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、応援したい地域や自分の故郷など、自分の好きな自治体を選んで寄付ができる制度です。多くの人は地方で生まれ育っても、やがては進学や就職で都会へ移動し、そこで納税を行います。結果としてその人が生まれ育った自治体の税収が増えません。
 
そこで「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として、ふるさと納税制度が創設されました。
 
納税者は自分の意思で寄付先を選択するため、税金の使われ方を考えるきっかけになります。生まれ故郷やお世話になった地域、応援したい地域の力になれることや、自治体が国民に取り組みをアピールできることもふるさと納税の特徴です。
 
ふるさと納税をすると、寄付先の特産物などを返礼品として受け取ることもできます。返礼品の中には魚介や海産物・肉類・米を始め、日用品や酒・アルコールなどさまざまな物があり、中には返礼品から寄付をする自治体を探す人もいるようです。返礼品として物を受け取るだけでなく、旅行を楽しむことも可能です。
 

ふるさと納税で旅行を楽しむ方法

ふるさと納税で旅行を楽しむおもな方法は、以下の3つです。
 

・宿泊券