島根県に位置する、主に4つの島からなる隠岐諸島。隠岐の島町がある一番大きな円形の島は、島後(どうご)エリアと呼ばれています。島には沢山の神社があり、島全体がパワースポットと言われているほど。今回は筆者が訪れた、島後エリアの神社を4つ紹介します。
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隠岐諸島は神の島!神社を巡ろう
隠岐諸島は、人口2万人ほどの島々ですが、神社が100以上もあるため、神の島とも呼ばれています。神社の構造も、向拝(こうはい)の屋根が身舎(もや)の屋根と連続していない「隠岐造(おきづくり)」という、この土地ならではの構造をしている神社もあるので、是非注目してみてください◎
【1】玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)
隠岐の総社として創建され、島の開拓にかかわる神とされている玉若酢命を主祭神とした神社です。隠岐造の本殿は、国の重要文化財に指定されています。
境内では樹齢1000年以上と言われている杉の巨木、「八百杉(やおすぎ)」を見ることができます。国の天然記念物にも指定されており、樹高約30m、胸高周囲約11mと見応えがあります。
西郷港より車で5分
【2】水若酢神社(みずわかすじんじゃ)
本殿は隠岐造で、玉若酢神社と共に国の重要文化財に指定されています。水若酢神社では、20年に1度遷宮相撲が行われます。隠岐の島の伝統行事である古典相撲を通して、島の人々の絆を描いた映画『渾身KON-SHIN』の舞台、ロケ地でもあります。
西郷港から車で約25分
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