夜勤の夫と日勤の妻で24時間エアコン暖房をつけっぱなし。電気代は月いくらかかっていますか?
冬場にエアコンの暖房をつけっぱなしにした場合に、電気代がどの程度かかるのか心配な方もいるでしょう。「エアコンはつけっぱなしの方が節約になる」という意見もありますが、本当にそうなのか気になるところです。   そこでこの記事では、エアコンの暖房を24時間つけっぱなしにした場合の電気代がいくらかかるのか、詳しく解説します。また、エアコンを効率よく使用するためのコツや、電気代を節約する方法もご紹介するのでぜひ参考にしてください。

▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介

24時間エアコンをつけっぱなしにした場合にかかる電気代

エアコンを24時間つけたままにした場合、電気代はいくらかかるのか、以下の条件を基に算出します。

・電気料金の目安単価:31円/キロワットアワー
 
・暖房性能:最小で0.5キロワット

エアコンをつけっぱなしにした場合、消費電力が低い状態を維持できるため、暖房性能は最小の0.5キロワットで計算します。
 
条件を基に計算すると、1日当たりの電気代は0.5キロワット×24時間×31円/キロワットアワーで、372円となりました。1ヶ月に換算すると、24時間つけっぱなしにした場合の電気代は、1万1160円です。
 
ただし、エアコンのメーカーや機種、使用状況によっては暖房性能が異なるため、あくまで目安としてください。
 

つけっぱなしの方がエアコンの電気代を節約できる?

エアコンの消費電力が最も高いのは、電源を入れたタイミングと言われています。エアコンは室内の温度が設定温度に到達するまでフルパワーで稼働するため、オンオフを繰り返すと電気代が高くなる傾向にあります。
 
部屋が暖まったら室温を維持するモードに切り替わるため、つけっぱなしの方が消費電力をおさえられるようです。
 
ただし、消費電力がおさえられるとは言え、つけっぱなしだと電気代は発生します。そのため、日中の暖かい時間帯や数時間外出する際などは、電源をオフにした方が電気代の節約につながるでしょう。
 
また、外の気温が3度以下のときにエアコンをオフにすると、30分程度で室温が大きく下がります。外気温によっては、少しの外出ならつけっぱなしにした方がよいこともあるので、その都度判断するとよいでしょう。
 

エアコンの電気代をおさえる方法