食文化の多様性や幅の広さで知られるアメリカ、サンフランシスコには、とにかくレストランの数が多く、ジャンルを決めずに探していると、どのお店に行けば良いのか迷ってしまうほど。2018年10月から過去1年以内にオープンした、大人の女子旅で楽しめるブランチレストランを3店厳選してご紹介します。

1.居心地の良い大人カフェ「Wooden Spoon」

おしゃれなブティックやレストラン・カフェが多くある「カストロ」地域。そんなカストロに今年新しくオープンしたのが「Wooden Spoon(ウッドゥン・スプーン)」。店内は木目調の素朴な内装でこぢんまりとしていますが、大通りに面して大きな窓があり、優しい自然光が差し込む落ち着いた雰囲気です。

入店してすぐ左手には、新鮮な果物を絞るジュースバー、バーカウンターの奥には大きなコミューナルテーブルも置かれています。外がカリカリ、中はふんわりとしたフレンチトーストをはじめ、見た目にもこだわったアメリカ式ブランチが楽しめます。

2.北欧スタイルのブランチを楽しめる「Kantine」

ブランチボードとスウェーデン風お粥(写真=筆者撮影)

あっさりとした北欧スタイルの朝ごはんが好きな方におすすめなのが「Kantine(カンティーン)」。こちらも、2018年夏にオープンしたばかりの知る人ぞ知るブランチスポットです。

大通りとなるマーケット通りに面した店内は、白を基調にしたシンプルで明るい雰囲気。入って真正面にあるカウンターでオーダーと支払いを済ませ、番号札を貰ったら好きなテーブルに座るスタイルとなります。

北欧特有のライ麦パンをはじめ、ポリッジと呼ばれるミルクとバターベースの甘い味付けの北欧スタイルのお粥や、ウッドボードに多種のおかずをのせるスカンジナビアブランチなどが人気です。大きな窓から見える、通りを行き交う人々の姿を眺めながらのんびりとカフェタイムを満喫できます。