すっきり片付いた統一感のある部屋。住まいがそのまま映画になったような、憧れの暮らしを展開するのはhichonさん。
『わたしらしい暮らしの決めごと』(KADOKAWA)には、ママインフルエンサーならではのセンスあふれる暮らしが綴られています。

驚異なのは、hichonさんが夫婦共働きで4人の子育て真っ最中だということ。
子供たちから少しでも目を離すと部屋は散らかり放題、というのが6人家族のイメージですが、hichonさんの家は統一感が保たれ、優雅そのもの。しかも家庭的なあたたかさもただよってくるのです。

hichonさんは宮崎在住、2階建ての一軒家に住んでいます。1階はリビングダイニングとキッチン、そして仕事部屋、2階は子供部屋と寝室という構成。
家事だけでも大変!とひるんだのはhichonさんも同じです。
悩み抜いた末にたどりついたのが、「『選ぶ時間』が短くなれば、忙しい日々が少しでもラクになるのでは?」というこたえでした。
そのために決めたルールは4つ。
・モノ選びはテーマカラーを決める
・たくさんの器はいらない
・夫と子供が片付けやすい収納
・作文発表で家族時間を増やす
ベースにしたのは「白やベージュ、くすみカラー」と「木製品の家具」。hichonさんいわく「白い部屋×木製家具は裏切らない」。
確かに白は解放感を生む色ですし、同時に清潔感も得られます。その白に呼応するのが、穏やかな味わいの木製品。
ほどよい生活感を醸し出しつつセンスの良さも表現できる、抜群のタッグなのでしょう。
◆難攻不落のキッチンをすっきり整える
