七福神巡りとは、七福神を祀っている神社をすべて巡る参拝方法。都内で開催されている多くの七福神巡りは、1月1日~7日までのものが一般的です。限られた期間内でしか拝めない七福神様や頂けない御朱印は大変貴重でいいのですが、お正月は忙しくて巡れないという方も多いかもしれません。今回は、お正月に初詣や七福神巡りができなかったという方に特にオススメな、通年で楽しめる「浅草名所(などころ)七福神」についてご紹介します!

浅草名所七福神のポイント!

まずは今回ご紹介する浅草名所七福神について、巡る前に知っておくと役立つ、4つのポイントについて簡単にご紹介します!

①1年中開催されていて、いつでも巡れて安心!
②古事に由来して、巡るのは7社寺ではなく9社寺!
③徒歩で約4時間、約7kmの半日コース!
④人気のお寺や神社では御朱印を頂くまでに時間がかかることも!

あらかじめ上記4点を頭に入れて、時間に余裕をもって巡れば、他は特に問題ないかと思います♪

浅草名所七福神のコース・色紙デザイン・お値段は?

巡るにあたって気になる巡拝コース、9つの御朱印をいただく色紙のデザインやお値段についてご紹介していきます!

巡拝コース紹介

写真:SaoRi

浅草名所七福神はこれといって巡拝の順番などは決まっておらず、各々の歩きやすい社寺からスタートしてOKです!

個人差はありますが、浅草名所七福神会のパンフレットに載っていた参考の巡拝コースと各社寺間の参考タイムは下記の通りです。

浅草寺↔1分↔浅草神社↔13分↔待乳山聖天↔5分↔今戸神社↔20分↔橋場不動尊↔5分↔石浜神社↔30分↔吉原神社↔5分↔鷲神社↔23分↔矢先稲荷神社

上記に加えて、参拝時間や御朱印を頂く時間を考慮した計画をたてると安心ですよ♪

色紙デザインとお値段

次に御朱印をいただく色紙のデザインとお値段についてご紹介します。浅草名所七福神の色紙デザインとお値段は下記の通りです。

写真:SaoRi

色紙代金:300円
御朱印料:各300円

色紙以外にも、絵巻物風の福絵に御朱印を頂けるものもあります。

写真:SaoRi

こちらですと、福絵が500円、御朱印が200円です。他にも福笹を集めながら巡ることもできます。

浅草名所七福神を巡って開運招福♪

では、さっそく浅草名所七福神を巡っていきましょう!それぞれの寺社の様子と共にご紹介していきます。

①石浜神社

最初の1社目は、 寿老人様 が祀られている 石浜神社

写真:SaoRi

白髭橋のすぐ前(台東区側)に建っていて、隅田川の爽やかな風が感じられる清々しい立地です。こちらで記念すべき最初の御朱印を頂きましょう!

写真:SaoRi

目の前で実際に書いて頂いている様子をみると、より感動が大きいです。まるでスタンプラリーを巡っているかのような気分で、どんどんワクワクしてきますよ♪

②鷲神社

続いては、石浜神社と同じく 寿老人様 が祀られている 鷲神社

写真:SaoRi

「酉の市発祥の神社」として有名で、入口横に飾られている巨大な熊手は必見です。

写真:SaoRi

また、拝殿前に安置されている「なでおかめ」も合わせて要チェックです!

写真:SaoRi

おでこを撫でれば賢く、鼻を撫でれば金運がつくなど、どこを撫でるかによって様々なご利益が授かれると伝えられています。

拝殿横に授与所があるので、そちらで御朱印を頂きましょう!

写真:SaoRi

③吉原神社

3つ目は鷲神社から徒歩5分のところにある、 弁財天様 が祀られている 吉原神社

写真:SaoRi

新吉原遊郭ゆかりの神社で、歌舞伎や落語に語られている吉原の面影を現代に伝えています。

写真:SaoRi

御朱印は吉原神社で頂けますが、30mくらい離れたところに吉原弁財天本宮もあるので、合わせて参拝してみて下さいね♪

写真:SaoRi

④浅草寺

続いては、東京の観光スポットとしても人気な 浅草寺 !こちらには、福徳の神様として崇められている 大黒天様 が祀られています。

写真:SaoRi

三が日は特にすごい混みようなので要注意です!御朱印を頂くまでも、番号札をもらって書きあがるまで待つことになるので、時間に余裕をもっての参拝をおすすめします。

写真:SaoRi
写真:SaoRi

仲見世や境内の散策なども考慮した時間配分にするとゆっくり楽しめますよ♪