新しい資産運用先を探している、手軽に始められるイマドキの投資に興味があるという方にぴったりのイベントに参加してきました!

イベント「FinTechではじめる資産運用!~投資型クラウドファンディングの魅力」は、クラウドファンディングの中でも特に「投資型」のサービスについて紹介するもの。8月2日に都内で開かれたイベントの内容について、詳しく紹介します。

投資型クラウドファンディングの存在は知ってはいたものの、どのように始めればいいのか分からない、どのような投資先を選べばいいのか分からない。あるいは、まずは投資型クラウドファウンディングの内容について詳しく知りたい、という方におすすめです。

投資型クラウドファンディングの魅力とは?

(写真=筆者撮影)

今回のイベントに登壇したのは「クラウドポート」、そして「エメラダ」という2社のフィンテック企業です。

「フィンテック」という言葉はまだまだなじみが浅い、ハードルが高いという方も多いかもしれません。しかし、「フィンテックとは、初心者でも取り入れやすいサービスなのでは?」というのが、今回参加した筆者の率直な感想です。

じつは、筆者も1カ月ほど前に参加したセミナーで初めてクラウドポートのサービスについてよく知るようになりました。それまでは、単語としてさらっと知ってはいたものの、説明できるほど理解はしていなかったのです。サービス内容を聞くセミナーは今回が2回目だったのですが、1回目は内容理解、そして今回はさらにステップアップし、ソーシャルレンディングを1つの投資先として興味を持つようになりました。

短い時間で分かりやすく説明してくれるので、サービス内容に興味がある人は、一度直接セミナーなどに参加するといいかもしれません。

ソーシャルレンディングって何?

(写真=筆者撮影)

クラウドポートは、ソーシャルレンディングの比較サイトと専門メディアを運営している会社です。この日のセミナーに登壇したクラウドポート代表取締役・藤田雄一郎氏は、冒頭で「ソーシャルレンディング」をご存知ですか?と参加者に問いかけました。参加者の反応はというと、もちろん言葉そのものは知っているけれど、内容まではしっかり理解していないという声がちらほら。

藤田氏の説明によると、ソーシャルレンディングとは「お金を貸したい人」と「お金を借りたい企業」をマッチングするオンラインサービスとのこと。お金を貸した人、つまり投資した人は将来的に投資元本と分配金を受け取ることができます。ただし、企業がなんらかの理由で返済不可となった際には、元本割れのリスクもあります。

ソーシャルレンディングは「貸付型」クラウドファンディングとも呼ばれ、金銭的リターンが発生するのが特徴です。クラウドファンディングで広く知られているのは「寄付型」「購入型」ですが、こちらは「貸付型」のような金銭的なリターンはありません。

ソーシャルレンディングの魅力は、

①     少額から投資可能であること
②     リターンが期待できること
③     手軽で手間がかからないこと

にあります。

(写真=筆者撮影)

これまでソーシャルレンディング のサービスを運営する企業はベンチャー企業が中心でしたが、近年は大手企業の参入意向も見られるようになり、今後は市場の拡大が見込めるのだとか。藤田氏によると、アメリカや中国に比べて日本の市場規模はまだまだ小さく、「伸びしろは大きいと考えている」とのこと。

ソーシャルレンディングについて、藤田氏は「手軽に始められる投資の1つなので、将来のために蓄えを作る際の選択肢の1つに加えて欲しい」と話していました。