この記事では、「印鑑登録をはじめて行う」という方に向けて、印鑑登録の基本から必要な手続き、注意点までを分かりやすくご紹介します。併せて実印の作成におすすめのはんこ屋さん３選もお届けしますので、新婚夫婦は特に必見。この記事を参考に、新生活をスムーズにスタートさせてくださいね♡
結婚を機に名字が変わった場合、印鑑登録の手続きが必要になることをご存知でしょうか？印鑑登録をされた印鑑、すなわち実印は、法的な契約など重要な場面で必要となるため、結婚後はできるだけ速やかに新姓での印鑑登録を行っておくことをおすすめします。
この記事では、「印鑑登録をはじめて行う」という方に向けて、印鑑登録の基本から必要な手続き、注意点までを分かりやすくご紹介します。新婚夫婦は特に必見ですよ◎
入籍後に印鑑登録が必要な理由
まずは入籍後に印鑑登録が必要な理由からお伝えします。基礎から丁寧にお伝えしますので、印鑑登録初心者の方は特に必見です。
印鑑登録とは？その役割と重要性
印鑑登録とは、特定の印鑑を市区町村に登録し、その印鑑を「実印」として公に証明する制度のことを言います。この実印は不動産の売買や自動車の登録、公正証書の作成など、個人の財産や権利を守るために必要なものになります。
結婚後に名字が変わった場合、旧姓の印鑑では実印の効力を持たなくなるため、新たに新姓で印鑑を作り、印鑑登録をする必要があります。印鑑登録された印鑑、すなわち実印は、日々の生活のなかで自身の信頼を確保する重要な役割を果たします。
名字変更による印鑑登録の必要性
結婚により名字が変更になると、印鑑登録も新しい名字で行う必要があります。そのまま放っておくと旧姓で登録された印鑑は法的に使えなくなるため、いざ契約や行政手続きで実印が必要になったときに、不便が生じる可能性があります。
結婚を機に新しい名字で作成した印鑑を印鑑登録し直すことで、住民票や運転免許証など他の公的な身分証明書との整合性も取れるようになります。今後何かあったときにスムーズに手続きを進めるためにも結婚後は早めに新姓で作った印鑑での印鑑登録をおすすめします。
印鑑登録の変更手続きに必要なもの
ここでは印鑑登録の変更手続きに必要なものをご紹介します。ただし、住民票を置く市区町村を管轄する役所により必要書類が若干異なる可能性があります。
変更手続きを行う際は、必ず事前に住民票を置く市区町村を管轄する役所のホームページも併せてご覧くださいね！
用意すべき書類一覧
印鑑登録の手続きを行うには、以下の書類が必要になります。
- ●印鑑登録申請書
●登録しようとする印鑑
●印鑑登録申請される方の本人確認書類
●委任状（代理人が申請する場合）
●住民票
役所窓口での手続き方法
役所窓口で印鑑登録の手続きをする際は、住民票を登録している市区町村の役所で行います。まず、窓口に用意した書類と新しい印鑑を提出します。その場で印鑑登録証（カード）が発行される場合もありますが、後日郵送となるケースもあるため、確認が必要です。
手続きの際に不明点があれば、窓口の担当者に遠慮無く質問をしましょう。適切に手続きが完了すれば、印鑑証明書を取得できるようになります。
結婚後の印鑑登録手続きの流れ
ここでは結婚後の印鑑登録手続きの流れについてもご紹介します。基本をおさえておくことで、スムーズに手続きを進めることができますよ。
名字変更後の住民票手続きとの関係は？
印鑑登録は、新しい名字での住民票手続きが完了していることが前提となります。結婚後、役所で名字変更の手続きを行い、新しい住民票が作成できることを確認しましょう。
この住民票を元に、印鑑登録の手続きを進めることができます。住民票の手続きが遅れると、印鑑登録も進められなくなるため、早めに行うことをおすすめします。
印鑑証明書の取得までのステップ
印鑑登録が完了すると、「印鑑証明書」を取得できるようになります。この証明書は、公正証書の作成や不動産売買、車の名義変更などで必要となるため、１通取得しておくと安心です。
証明書は役所の窓口やコンビニエンスストアの証明書発行サービスで取得可能な場合もあります。印鑑登録証（カード）を持参して、必要な場面でスムーズに対応できるようにしておきましょう。
