● 午前0時から4時の間に入口料金所を通過する場合
● 午前0時から4時の間に出口料金所を通過する場合
● 午前0時から4時の間に入口料金所を通過し、かつ、割引対象時間の後に出口料金所を通過する場合(例:入口料金所を20時に通過し、出口料金所を翌7時に通過する場合)
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2025/01/29
高速道路の出口料金所を早朝に通過した場合「ETC深夜割引」はどのような扱いになる? 深夜料金について解説
積雪や渋滞などの影響で「午前0時から4時」を過ぎて出口料金所を通過したとしても、上記のいずれかの条件を満たせば割引対象となります。
深夜割引の制度は2025年7月に改正予定
2025年7月頃に、深夜割引の制度の一部が改正されます。具体的にどのように改正されるかを詳しく解説します。
深夜割引の時間帯が3時間拡張される
現行の制度では、「午前0時から4時」までの4時間のみが対象ですが、改正後は3時間拡大され、午後10時から翌朝5時が割引対象時間です。
割引制度の激変緩和措置として、午後10時台に出口料金所を通過した場合、割引率は30%ではなく20%となります。また、 深夜割引適用内で1,000㎞以上走行した場合、1,000㎞を超える部分を割引対象走行分に追加するとされています。これらの激変緩和措置は、割引見直し後5年間ほど実施される予定とのことです。
なお、翌朝5時以降に出口料金所を通過した場合は割引対象外となるため注意が必要です。
深夜割引の時間帯に走行した分だけ割引される
現行の制度では、対象時間帯である「午前0時から4時」に高速道路や有料道路を利用していれば、利用した全走行区間分が深夜割引の対象となります。改正後は、深夜割引の時間帯に走行した分のみが割引の対象です。
また、無謀運転を抑制するため、車種ごとに「1時間あたりの上限距離」が設定される点も理解しておきましょう。
【現行】
【改定後】
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