「アラフォーの恋愛」には、どこかネガティブなイメージがつきまとうのはなぜでしょう? 既婚者が多くなり、自由な恋愛が難しくなるから? 出産を考えるひとつのポイントだから? そんな価値観は、すべて幻想です。今回は、アラフォーになっても恋愛を楽しむ方々の声を聞いてきました。
1.若さゆえの痛さや悩みから開放される
「20代の頃は、相手が何を考えているのか不安だったし、30代は仕事やプライベートの両立にいっぱいいっぱい。でも、いろんな経験を経て、過度な期待をしなくなったし、仕事を通して身につけた余裕が恋愛にもいい影響を与えていると思います(39歳女性)」
大人の女性だからこそ言える、自分の生き方が恋愛に対して一定の距離をつくれるという好例。アラフォーになったら恋愛ができなくなるわけでも、しにくくなるわけでもない。恋愛は人生の中のひとつの大切な要素で、経験と自信が、恋愛にも良い影響をあたえるのです。
2.結婚、出産という強迫観念から開放されつつある
「30代の頃は、早く子どもを作りなさいとか、結婚はまだ? と言われることが多かったけれど、40歳を越えてから、良い意味でそうした圧力から解放されました(42歳女性)」
恋愛や結婚に関する悩みの多くは、家族や友人、他人や世間からの「余計なお世話」。そうした雑音を気にせずに、自分の道を生きたいものですね。
3.アラフォーになってから若い男性からモテはじめる
「アラフォーになって、若い男性から頼られたり、告白されるようになってビックリしています。そんなの漫画の世界だけだと思っていたから。もう一年つきあっている27歳の彼に理由を聞くと『だって、落ち着いてるし、話も聞いてくれるし、めんどくさい同世代よりずっと楽しいもん』って。(39歳女性)」
今の若い世代は、アラフォー世代に比べて、これからの時代に対して不安を感じている人が多いのだとか……。年上の女性に安心感ややすらぎを求めるというのは必然なのかもしれません。
4.既婚者だって恋愛を楽しみたい……
「ふたり目の子が小学校に入り、育児も一段落したところで、子育てが忙しくなる前にパートで入っていたカフェの店長から誘いがあり、おつきあいするようになりました(41歳女性)」
不倫は決してオススメできませんが、既婚者だって恋愛したいもの。子育て中は子どもにかかりっきりだけど、小学校に入って余裕ができれば、気の合う男性とランチにいったり、夫に話せないことを相談したり、子育てが一段落したからこそ、新たな恋愛が生まれたという声です。
5.恋愛は若い世代の特権ではない
「アメリカ人の友人が、日本は恋愛映画や漫画のヒロインが若い人ばっかりでビックリした、と言っていました。確かに海外の映画やドラマは、ティーンエイジャーや若い世代のラブストーリーと、大人の恋愛映画が分かれています。有名な女優も、40代でヒロイン役を演じていますよね(40歳女性)」
ナタリー・ポートマンや、スカーレット・ヨハンソンをはじめ、海外映画のヒロインは、アラフォーの女優が素敵に大人の恋を演じています。海外の人からみると、日本はアニメキャラクターやアイドルをはじめ、年齢の低い女性を好む傾向にあるのが不思議だとか。「若ければいい」という価値観は、世界共通ではないようです。
■大人の恋愛って素晴らしい!
経験を経て、成熟した大人の女性だからこそ楽しめる恋愛の形。女性が活躍する場が広がる現代。2021年も、素敵な恋愛を楽しんでくださいね。
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