さまざまな異文化が融合する街、イギリスのロンドン。音楽性においても、クラシック音楽から現代ポップスまで幅広いジャンルの音楽が魅力です。今回はロンドンで四半世紀も続いている、ジャズの祭典をご案内します。

ロンドンのジャズ・シーンを先導する老舗クラブ「ロニー・スコッツ」(写真=筆者撮影)

今年(2018年)も「ロンドン・ジャズ・フェスティバル」が、11月16日から11月25日までの10日間、ロンドン各所のライブハウスやコンサートホールで開催されます。

ベテランから若手まで充実のラインナップ、あの映画俳優も出演!

ロンドン式のジャズを体験してみましょう

全70会場で325公演が予定されている中には、ジャズ・ファン垂涎のアーティストが目白押しです。日本でもヒットした、ボビー・マクファーリンの「ドント・ウォーリー、ビー・ハッピー」をはじめ、カミラ・ジョージ、ビル・フリゼル、ミラ・メルフォード、リア・デラリア、アヴィシャイ・コーヘンなどなど……。

ちょっと変わった出演者には、映画「ジュラシック・パーク」や「ザ・フライ」に出演した、米国人俳優ジェフ・ゴールドブラム率いるバンドも出演します。彼はジャズ・ピアニストとしても活動をしており、今回はミュージシャンとして来英します。