自分の譲れない価値を科学的なエビデンスに基づいて知ることができる“ドボン診断”を運営する「1tonari(ひと・となり)」は、1月20日(月)に、中小事業やファミリービジネス経営する家族のニーズに特化した婚活支援サービス「アトトリ婚」をローンチした。
同サービスは、結婚する二人だけでなく、一緒にビジネスを行っていく家族との相性も重要な「事業継承が前提の婚活」のために生まれた新しいサービスだ。
サービス誕生の背景
2023年の日本の婚姻件数は47万4717組となり、前年比で3万213組減少している。婚姻数は1970年代後半~2000年ごろにかけて70万組台で推移していたが、それ以降は減少傾向にあり、2023年には50万組を割り込んだ。一方で、「いずれは結婚しようと考える」未婚者の割合は、依然として高い水準にあるという。
特に、中小事業・ファミリービジネスを親から子へ代々受け継いできた過程では、子どもの結婚への期待が高い傾向にある。
しかし、従来の婚活サービスでは、このような「事業継承を前提とした婚活」ならではの特有のニーズに応えることが難しく、マッチングしても成婚にまで至らなかったり、結婚しても、離婚するか事業継承を断念するかの二択を迫られるような事態が発生したりしている。
家族としても、ビジネスとしても関わる必要が生じるため、結婚する2人だけでなく、その親との相性も重要となってくるだろう。結婚相手が中小事業やファミリービジネスに参加することが前提であるため、事業への関心やスキルの有無も考えなければならない。加えて、自分の大切な子どもが、結婚相手の家族の事業を継承することになる親の心情も考慮する必要がある。つまり、互いの家同士の相性が悪いと、幸せな結婚生活は望めないのだ。
親も含めたマッチングを行う
「事業継承を前提とした婚活」ならではのニーズに特化した「アトトリ婚」は、結婚を希望する本人の意向を最大限に尊重しながら、同時に親との相性、事業に対する関心・スキルなどを総合的に踏まえたうえで、適切な相手とマッチングする。