30代前半で「冬のボーナス」は「30万円」程度でしたが、同年代で「100万円」近くもらっている人もいます。世の中の人はそんなにボーナスをもらっているのですか?
社会人として働いていて、夏と冬のボーナス支給を楽しみにしている人も多いでしょう。冬のボーナスをもらうにあたって、支給額がどのくらいになるのかは注目するべきポイントではないでしょうか。   また、同期や友人と比べて自分の支給額は低いのかも比較してしまうかもしれません。同期や友人の支給額が自分よりも高ければ、その理由も気になるところです。   本記事では、民間企業の2024年冬のボーナス支給額をはじめ、ボーナスの支給額に差がある理由やボーナスの使い道について解説します。

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民間企業の2024年冬のボーナス支給額は1人当たり前年比+2.7%と予想されている

第一生命経済研究所の「2024年・冬のボーナス予測」によると、民間企業における2024年冬のボーナス一人当たり支給額は前年比+2.7%と予想しており、4年連続の増加になるとのことです。
 
支給額がどのくらいなのかは、厚生労働省の「令和5年民間主要企業年末一時金妥結状況」にて、年末賞与の妥結額が84万9545円である旨を伝えています。
 
その他にも、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)の「2024年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均)」によると、集計可能な21業種161社の総平均妥結額は92万5545円でした。2023年の集計結果(90万6413円)と比べると1万9132円増で+2.11%となり、現行の集計方法とした1981年以降で3番目に高い水準を記録しています。
 
ただし、ボーナス支給額は一律ではなく、個人の評価や勤務先の業績などが左右します。自分の冬のボーナスは30万円程度なのに100万円近くもらっている友人がいても、何ら不思議なことではありません。
 

ボーナスの支給額に差がある理由