Conpacksは、1月11日(土)より、中高生が重いリュックを背負って通学している問題を少しでも軽減したいと考え開発した、軽く感じるリュック「ShoEir(ショエール)」を、クラウドファンディングサイトMakuakeで販売している。
開発の経緯
昨今、中高生の荷物はとにかく大量になっている。デジタル化がまだ十分に進んでおらず、紙の教科書やノートに加え、タブレットやパソコンも毎日リュックに詰め込まれている。その荷物の量や重さには個人差があるが、多い日には15kgを超えることもあるという。まさに修行のような毎日だ。
では、中高生は重いリュックを背負ってどれほどの時間を通学に費やしているのだろうか。2020年時点での、全国の中高生の通学時間の平均データによると、地域差はあるものの、中学生は往復約51分(片道約25.5分)、3年間(約600日)で約30,600分(約510時間)。自転車や徒歩での通学が多く、学校に比較的近距離で通う生徒が多い傾向があるという。
高校生では、往復約81分(片道約40.5分)、3年間(約600日)で約48,600分(約810時間)となっており、電車やバスの公共交通機関を利用する生徒が多く、中学生よりも学校までの距離が遠い傾向があるようだ。
6年間で、中高生はとてつもなく長い通学時間をリュックと共に過ごしている。これは単なる「ちりも積もれば」というレベルではないだろう。
中高生の健康と使いやすさを極限まで考えたリュック
「ShoEir」は、中高生のために設計されたリュックの新しいスタンダード。重たい荷物をリュックの上部、そして体の近くに寄せる独自の構造により、負担を軽減し、自然と正しい姿勢を促す。
また、中高生が日々使いやすいように、奥の荷物にも簡単にアクセスできる工夫を取り入れている。教科書類と他の荷物を完全に分けて収納できるので、必要なものを取り出しやすい。さらに、表の生地と止水ファスナーにもこだわった、高い防水機能を備えている。