節約のために「宅飲み」をしています。お酒やおつまみを買うと結局「4000円」くらいかかるのですが、本当に節約になっているのでしょうか?
コミュニケーションの場である飲み会に、純粋にお酒を飲むことが好きで参加している方も多いでしょう。飲み会への参加が楽しみな方も少なくないはずです。   しかし、飲み会をするにあたって気になるのは飲み代です。飲み代を節約する方法の1つとして宅飲みがありますが、節約効果に疑問がある方もいるでしょう。   本記事では、飲み代の平均相場を紹介し、宅飲みの節約効果について解説します。

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飲み代の平均相場

株式会社大黒屋が実施した20~50代の社会人男女に対するアンケート調査によると、1回当たりの飲み代の平均は4237円となりました。割合は、4000~5000円未満が29.8%、3000~4000円未満が29.7%、5000~6000円が14.4%と、4000円前後が平均値であることがわかります。
 
なお、飲み会の平均参加回数は17回であるため、1年間の飲み代の平均は7万2029円といえるでしょう。1ヶ月当たりでは6002円です。
 
ただし、この調査では、1人飲みや宅飲みを含めず、居酒屋のような店舗を利用した飲み会を基準に統計を実施しています。そのため、1人飲みの場合には、平均値が異なる結果になる可能性がある点に留意してください。
 
また、年代ごとの飲み代の平均は以下のとおりです。

●20代:4202円
●30代:4222円
●40代:4265円
●50代:4259円

上記のとおり年代による大きな差はありませんでした。
 
飲み会での飲み代の平均相場が4000円前後であることを考慮すると、宅飲みで4000円ほどかかることは大きな節約になっていないといえます。ただし、あくまで平均値を基準にした結果です。
 
個人的な指数として、店舗での飲み代が宅飲みにかかる4000円を大きく超えているのであれば、宅飲みにすることで節約効果を得られるでしょう。
 

飲み代を節約する方法