見た目のかわいさに欠かせないのが色の表現だ。同商品は、淡い茶色の猫を天然の着色料で描きたいと思っていたという製造部のこだわりが見える。

当初はきなこやシナモンなどを試されてきたが、時間経過やちょっとした温度などで変色やにじみなどに苦慮していた。今回同社は、ココアパウダーを工夫して安定した色味を出すことに成功したと語る。



また絵柄は、楽しく、街の中でねこたちが遊んでいる姿をイメージしている。


食べた後も、チョコレート羊羹を食べた時もらった時の思いを残してもらえるよう、ねこのステッカーが付いてくる。

パッケージもリニューアルしており、楽しさが表現されたデザインだ。

県外の催事でも販売予定



同商品の価格は、1箱1,296円(税込)。1月15日(水)〜2月22日(土)の「猫の日」まで販売予定だ。松江のコーヒー専門店・LITTLE COURT COFFEEとのコラボ商品「和菓子のための珈琲」とのセットも展開している。

彩雲堂直営店舗、公式オンラインショップで購入可能。オンラインショップの注文受付締切りは、2月14日(金)まで。また、販売期間中は県外催事でも販売予定だ。

1月31日(金)〜2月14日(金)には、松屋銀座 Ginza Valentine World2025に出店する。その他の催事出店については、彩雲堂公式HPや公式SNSにて確認しよう。

洋菓子素材を取り入れた和菓子なども販売

彩雲堂は、2024年に創業150年を迎えた島根県松江市に本店を構える和菓子店。

代表銘菓「若草」は、大名茶人不昧公として知られる松江藩松平家7代藩主・松平治郷公の茶席菓子。数々の銘菓や季節の生菓子、洋菓子素材を取り入れた和菓子なども販売している。

また彩雲堂は、職人の技術研鑽にも力を入れており、全国和菓子協会が主催する「選・和菓子職」の合格者や「現代の名工」を輩出している。2024年時点では、選・和菓子職6名、現代の名工1名が在籍している。