この言葉は、出版関連のお仕事をしている方にとっては頻出用語。

でもそれ以外の方は、あまり聞きなれないですよね。

 

「このページの3行目を抄訳する」

「論文の抄訳版です」

などの例文が挙げられます。

 

さて、読めましたか?

 

「みょうやく」や「さやく」と読んでしまった方、間違いですよー!

 

 

「抄訳」の読み方、正解は…

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「しょうやく」

です!

 

「抄訳」は、

「原文のところどころを抜き出して翻訳する」という意味の言葉。

 

海外の童話などは、原典だと残酷な表現が多いため、

翻訳する際に概要を抜き出して出版されますよね。

 

また、海外で発表された論文などを紹介する際も、

全てを翻訳せず、要約したものを紹介することがほとんど。

このような場面で使われる言葉です。

 

つまり全文を翻訳する場合には、この言葉は使いません!

そのような場合は「全訳」という言葉を使います。

こちらの言葉の方が聞き馴染みがあるのではないでしょうか。

 

外国語で書かれた書籍や文章を読む際に使える「抄訳」。

しっかりと意味も覚えて、使ってみてくださいね!

 

 

最後の難読漢字は「春宵」!

 

「春宵」

「宵」という漢字に馴染みがない方がいるかもしれません。

 

「今宵」「宵の口」

など「夜」を表す言葉です。

 

この2つは「よい」と読むのですが、

「春宵」は「はるよい」ではありません!

 

さて、読めましたか?

 

 

「春宵」の読み方、正解は…