片道「30キロ」を車で通勤しています。1ヶ月でどれくらいの「ガソリン代」がかかっているのでしょうか?
車で通勤している場合、ガソリン代がどのくらいかかるのか気になりませんか? 通勤費の計算は家計管理に欠かせません。本記事では、片道30キロを車で通勤している場合の1ヶ月にかかるガソリン代の計算をはじめ、燃費改善のコツや節約のポイントについて解説します。

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ガソリン代はどう計算する?

ガソリン代を正確に把握することは、通勤やドライブの費用管理に役立ちます。実際にかかる金額を計算するには、走行距離や燃費、ガソリン価格などの要素を知ることが必要です。ここでは、ガソリン代の計算方法を分かりやすく解説します。
 
ガソリン代は、「ガソリン代 = 走行距離 ÷ 燃費 × ガソリン単価」で計算できます。以下の条件で、具体的に数値を当てはめて計算してみましょう。
 

<計算条件>

・走行距離:片道30km(往復60km)
・燃費:15km/L
・ガソリン価格:180円/L
・出勤日数:月20日(週5日勤務)

 
これらを式に当てはめると、ガソリン代は以下のとおりとなります。
 
1日のガソリン代:60km ÷ 15km/L × 180円/L = 720円
1ヶ月のガソリン代:720円 × 20日 = 1万4400円
 
なお、燃費やガソリン価格が変われば結果も変動します。また実際の燃費は、運転方法や道路状況によっても変わります。車のスペックや出勤状況、運転環境など、自分の条件に合わせて計算してみましょう。
 

ガソリン代を節約するための燃費改善術

ガソリン代を抑えるには、燃費を向上させることが重要です。以下のポイントを実践すれば、効率的にガソリンを節約できるでしょう。
 
・定期的な車両メンテナンス
エンジンオイルの交換やタイヤの空気圧を定期的にチェックしましょう。タイヤの空気圧が適正値よりも少し高めになるように調整すると、摩擦抵抗を減らし、燃費を向上させることができます。
 
・急発進・急加速を避ける
急発進や急加速は、無駄な燃料消費につながります。穏やかな運転を心掛けることで、燃費が改善されます。
 
・不要な荷物を車から取り除く
車の重量が増えると、燃費が悪化します。必要のない荷物は積みっぱなしにせず、車内を軽く保ちましょう。
 
・エコタイヤを利用する
低燃費タイヤに切り替えると、燃料消費を抑えることができます。タイヤ交換時に検討してみましょう。
 

通勤ルートを見直して節約する