病院での会計時に「マイナ保険証を持っていません」と答えたら「資格確認書」を持っているか聞かれました。「通常の保険証」との違いは何なのでしょうか?
「マイナ保険証」を持っていないことを伝えた際に、「資格確認書の有無」を聞かれ、「通常の保険証」と何が違うのか疑問に感じたことがある人もいるかもしれません。   そこで今回は、「資格確認書」と通常の健康保険証の違いを説明します。ぜひ参考にしてください。

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マイナ保険証の基本的な使い方

「マイナ保険証」とは、マイナンバーカードを健康保険証として利用する仕組みです。
 
マイナ保険証を利用することで、薬剤情報や過去の診療履歴が共有され、重複処方や不要な検査を防ぐ効果が期待されているようです。ただし、利用前に健康保険証としての利用登録を済ませておく必要があるため、事前手続きが重要です。
 

資格確認書とは

厚生労働省のホームページを見ると、資格確認書に関して「マイナ保険証を保有していない(マイナンバーカードの健康保険証利用登録をしていない)方全てに、現行の健康保険証の有効期限内に「資格確認書」が無償で申請によらず交付されます。」と記載されています。
 
資格確認書を提示すれば従来通り保険診療を受けられるようですが、利用期限が設けられている点に注意しなければなりません。
 

マイナ保険証発行時の注意点

マイナ保険証を利用するには、マイナンバーカードを取得し、健康保険証として利用する旨を申請しなくてはなりません。このときに、正確な保険情報を登録することが重要で、誤った情報が入力されると資格確認がスムーズに行えなくなる可能性があります。
 
また、暗証番号(4桁)を忘れてしまった場合は、役所での再設定手続きが必要となるため、暗証番号の管理にも注意しましょう。さらに、紛失や盗難時には悪用リスクを防ぐため、速やかにカードを停止する手続きを行ってください。こうした管理面での注意を怠ると、医療機関でトラブルになる恐れがあります。
 

通常の健康保険証との違い