・初期費用が高いため、支出分を回収するまでに時間がかかる
・家の構造次第では、太陽光パネルを設置できない
・天候や時間、立地などによって発電量が左右される
・維持管理に費用と手間がかかる
貯める&備える
2025/01/18
太陽光パネルの買い換えは高額だと思うのですが、それに見合うメリットはあるのでしょうか? また、補助金などは出ないのでしょうか?
初期費用は状況によりさまざまですが、資源エネルギー庁によると、太陽光パネルの設置用量1kW当たりの平均費用は28.4万円とされています。
また、1世帯当たりの年間電力消費量は4175kWhほどとされており、設置用量1kW当たり年間で約1000kWh発電できることから、4.5kW分の太陽光パネルを設置するケースが一般的です。
つまり、初期費用として約128万円が必要です。ただし、平均値による試算のため、実際にはさらに高額になる場合もあるでしょう。なお、初期費用を回収するまでにはかなりの時間を要します。
また、太陽光パネルは維持や管理にも費用がかかります。寿命が来れば交換が必要で、その間も定期的なメンテナンスが必要です。それなりに多くの費用が必要になるといえます。
太陽光発電の設置における補助金
太陽光発電の設置における補助金として、自治体によりさまざまなものがあります。例えば、東京都内の既存住宅で4.5kWの太陽光発電と9.9kWhの蓄電池を同時購入した場合、約200万円の補助金を受け取れます。
ただし、補助金の交付にはそれぞれ要件があったり、補助を受けられる金額はそれぞれ異なったりします。場合によっては補助金を受けられないこともあるでしょう。
補助金を利用して太陽光発電を導入したいと考えている人は、自治体のホームページなどをよく確認してください。
補助金制度はある
太陽光発電の設置で受けられる補助金には、さまざまなものがあります。ただし、居住する自治体によって要件などは異なります。
また、太陽光発電の導入やメンテナンスにかかる費用は高額になりがちです。ただし、費用を回収できれば実質的に電気代がかからなくなるため、太陽光発電を設置するメリットはあるといえます。
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