1本200円のエナジードリンクを自宅で淹れたコーヒーに変更したら年間でどれだけの節約になるでしょうか?
眠気覚ましや集中力の向上を促すため、仕事中にカフェインを摂取する方は少なくないでしょう。カフェインはさまざまな飲料に含有されており、代表的なものはお茶やコーヒー、エナジードリンクなどです。   お茶やコーヒーは日本人にも馴染み深く、毎日飲む方もいるでしょう。一方、エナジードリンクを飲む方は少数派かもしれません。エナジードリンクは、コーヒーやお茶よりも1本当たりの価格が割高になる傾向があるため、習慣的に飲む場合は支出が気になります。   本記事では、支出を抑えながらカフェインを摂取したいと考える方に向けて、仕事中に飲むエナジードリンクを自宅で淹れたコーヒーに変更した場合の節約効果について解説します。

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コーヒーに変更した場合の費用相場

コーヒーの豆や粉の価格は商品や店舗によって異なります。国内で広く親しまれている有名メーカーの商品の一例として、180gのコーヒー粉の価格は税込み861円です。
 
一般的なコーヒーは1杯当たり120mlとされているため、使用するコーヒー粉の量を10gで考えると、1杯当たりの価格は約47円です。なお、実際には水道代のほか、お湯を沸かすためのガス代や電気代なども含まれますが、今回の試算では考慮していません。
 
1ヶ月を4週間として1週間のうち5日働くと仮定し、200円のエナジードリンクを仕事中に1日1本飲む場合、年間で4万8000円の費用がかかります。1日に2本飲む場合は2倍の9万6000円がかかることになります。
 
コーヒー1杯の価格を47円とすると、仕事中に1日1杯飲む場合の年間費用は1万1280円です。1日に2杯飲むのであれば、2万2560円となります。
 
つまり、仕事中に飲むエナジードリンク1本をコーヒー1杯に変更すれば、年間で3万6720円の節約が可能です。エナジードリンクを1日に2本飲む場合であれば、コーヒー2杯に変更することで7万3440円の節約になります。お金に対する価値観には個人差がありますが、節約効果があるといえるでしょう。
 

カフェインが身体に与える影響